人間が住むのは三次元?四次元?スピリチュアルと物理学がごちゃごちゃになった結果

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次元という言葉は、スピリチュアルや物理学の分野で異なる意味を持ち、それぞれの次元の捉え方が異なります。この記事では、スピリチュアルと物理学における次元の違いについて詳しく説明し、それぞれの次元の特性や概念を比較してみましょう。

次元って何?スピリチュアルvs物理学

 

わたしは、肉体を持って生きている物質の世界を「三次元」、精神的な世界を四次元以上の「高次元」と言っています。

 

でも、「次元」という言葉はいくつかの分野で使われていて、それぞれの分野で違った意味を持っています。

 

インターネットなどで調べると、この「次元」という言葉は、いくつかの分野を混ぜこぜにして説明されていることもあるんですよね。

 

特に、物理的な概念の「次元」とスピリチュアル的な概念の「次元」は、一緒くたにされやすいので、違いを明確にして比べてみましょう^^。

 

ところで、次元を語る時に注意したいことですが、スピリチュアルや物理学で低次元、高次元と表現しているものは、低い次元だから下等、高い次元だから上等ということではありません^^。

スピリチュアルと物理の一次元〜五次元とは?

 

スピリチュアルの一次元〜五次元

 

一次元(1D):基本的な存在の状態。

最も単純な形での意識の存在。

物理的な特徴や形状がほとんどない。

 

二次元(2D):基本的な感情や意識の広がり。

複雑さが増し、感覚や感情が生まれる。

知覚と存在が広がる平面的な次元。

 

三次元(3D):物理的な現実世界と関連する次元。

物体や形状、空間的な広がりを持つ。

人間の通常の物理的な存在と認識。

 

四次元(4D):時間と空間が融合した次元。

過去、現在、未来の意識が交錯する。

霊的な成長や意識の進化が感じられる。

 

五次元(5D):パラレルワールドや複数の現実が共存する次元。

高次の意識と統合、無条件の愛や全体性の感覚。

物理的な制約を超えた存在状態。

 

物理学の一次元〜五次元

 

一次元(1D):長さのみを持つ直線。

点が線上を移動することが可能。

空間の最も基本的な次元。

 

二次元(2D):長さと幅を持つ平面。

点が面内を自由に移動可能。

二次元図形(例:四角形、円)を含む。

 

三次元(3D):長さ、幅、高さを持つ立体。

物理的な世界や物体を表現。

立体図形(例:立方体、球)を含む。

 

四次元(4D):時間が加わった次元。

時間と空間が結びついた時空間の概念。

相対性理論で扱われる時空の枠組み。

 

五次元(5D):理論物理学における高次元の一つ。

超ひも理論や多次元宇宙論で提案される。

五次元空間の数学的モデルや仮説的な次元。

 

スピリチュアル的な概念と物理的な概念の「次元」を比べると、スピリチュアル的な概念の方は、わたしたちの意識の状態を指しています。

 

わたしたちは層のように多次元に同時に存在していますが、それぞれの意識の状態で次元分けしているんですね。

 

また、物理的な概念では、現在のところ五次元やそれ以上の次元があるという証明は得られていませんが、理論的には辻褄が合い多くの物理理論で提案されています。

スピリチュアルの一次元・二次元にいるのはどんな存在?

 

スピリチュアルでは、肉体を持ったわたしたちは三次元の存在。

 

そして、三次元より低次元とされるスピリチュアルでは一次元・二次元の存在について言及されることは、まずありません^^。

 

一部のスピリチュアルや形而上学的な教えでは、一次元や二次元の存在は、非常に抽象的で、具体的な物理的特徴を持たないとされています。

 

これらの存在は、基本的なエネルギーの形態や単純な意識の状態として理解され、より高次元の存在に進化するための出発点と見なされることがあります。

スピリチュアルの三次元にいるのはどんな存在?

 

スピリチュアルな概念での三次元の存在は、物理的な肉体を持ち、物理的な空間と時間の中で活動しています。

 

スピリチュアルな概念では、三次元の存在は魂と肉体が結びつき、意識の進化と学びのプロセスを続けると考えられます。

 

スピリチュアルな三次元の存在、特徴と概念

 

肉体の存在:

三次元の存在は、物理的な肉体を持ち、空間的な広がり(長さ、幅、高さ)を持っています。

肉体を通じて物理的な環境と相互作用します。

 

感覚と認識:

物理的な感覚(視覚、聴覚、触覚など)を持ち、周囲の世界を認識します。

複雑な思考や感情を持ち、意識的な経験をします。

 

物理的な制約:

物理法則に従い、重力や時間の流れなどの制約を受けます。

物質的な体を持つため、老化や病気などの影響を受けます。

 

スピリチュアルな三次元の存在、具体例

 

人間:

三次元の最も一般的な生き物として、人間が挙げられます。

人間は、複雑な思考、感情、意識を持ち、物理的な体を持つ存在です。

 

動物:

犬、猫、鳥、魚など、さまざまな動物も三次元の生き物です。

これらの存在も、物理的な感覚と体を持ち、環境と相互作用します。

 

植物:

植物も三次元の生き物として捉えることができます。

植物は、物理的な形状を持ち、光合成などの生理的プロセスを通じて環境と相互作用します。

 

スピリチュアルな三次元の存在、目的

 

魂と肉体の結びつき:

三次元の存在は、魂(スピリチュアルなエッセンス)が物理的な肉体と結びついていると考えられます。

魂は、肉体を通じて経験を積み、学び、成長します。

 

意識の進化:

スピリチュアルな教えでは、三次元の存在は意識の進化の一部とされます。

物理的な経験を通じて、魂は成長し、より高次元の存在へと進化するとされます。

 

カルマと学び:

三次元の存在は、カルマ(行為とその結果)の法則に従い、学びと成長を続けるとされています。

物理的な体験を通じて、魂は過去の行為の結果を経験し、学びを深めます。

 

スピリチュアルの四次元にいるのはどんな存在?

 

スピリチュアルな文脈での四次元の存在は、物理的な肉体を持たない存在とされています。

 

これらの存在は時間を超越し、複雑な精神的および霊的な特質を持つとされています。

 

スピリチュアルな四次元の存在、特徴と概念

 

時間の超越:

四次元の存在は、時間を直線的にではなく、多次元的に認識し、過去、現在、未来を同時に見ることができるとされています。

時間を自由に行き来し、時間の流れに縛られない存在です。

 

非物理的な形態:

物理的な体を持たず、エネルギー体や光の体として存在するとされます。

物質的な制約を受けないため、自由に形を変えたり、瞬間移動したりすることができます。

 

スピリチュアルな四次元の存在、具体例

 

エネルギー存在:

四次元の存在は、エネルギーの形態で存在し、物理的な制約を超えた次元で活動します。

四次元の存在は、はエネルギーフィールドを操作します。

 

スピリチュアルな四次元の存在、目的

 

意識の進化:

四次元の存在は、意識の進化の次の段階とされ、より高次の学びと成長を象徴します。

四次元の存在は、物質的な存在から霊的な存在へと進化した存在です。

 

多次元的な存在:

四次元の存在は、単なる個体としてではなく、集合意識や多次元的な存在として理解されることがあります。

四次元には、さらに高い次元の存在が、三次元のわたしたちに高次のメッセージを伝えるために降りていることがあります。

四次元は三次元より高次元ですが、善悪でいうと、わたしたちにとって悪の存在もいます。日本の伝統的な概念で言うと、幽霊や妖怪ですね。

 

四次元とコンタクトを取ると危険と言われる理由はここにあります^^。

 

↓四次元にアクセスすると魑魅魍魎に狙われる!

スピリチュアルの五次元にいるのはどんな存在?

 

スピリチュアルな文脈での五次元の存在は、さらに高次の意識と霊的な進化を遂げています。

 

五次元の存在は非常に高いレベルの愛と光のエネルギーを持ち、物理的な制約を完全に超越しているとされます。

 

わたしが繋がった「魂の自分」の次元です^^。

 

スピリチュアルな五次元の存在、特徴と概念

 

完全な無条件の愛:

五次元の存在は、愛と調和のエネルギーを持ち、それをすべての存在に対して放射します。

彼らは分離や対立の概念を超え、全てが一つであるという意識を持っています。

 

高度な霊的能力:

テレパシー、瞬間移動、エネルギーの操作など、非常に高度な霊的能力を持ちます。

五次元の存在は時空を超えて存在し、他の次元や宇宙とも自由に行き来することができます。

 

スピリチュアルな五次元の存在、具体例

 

ハイヤーセルフ:

五次元の存在には、高次の自分である「魂の自分」が挙げられます。

ハイヤーセルフとも呼ばれます。

五次元の自分は、自分自身の霊的な目覚めと進化を支援します。

 

スピリチュアルな五次元の存在、目的

 

全体意識:

五次元の存在は、すべての存在が一つであり、分離がないという理解を持っていながらも、個性を持って存在しています。

 

高次の学びと使命:

五次元の存在は高次の学びと使命を持ち、宇宙全体の調和と進化に寄与するために活動します。

五次元の存在は、他の次元の存在に対して愛と光のメッセージを伝え、導きを提供します。

 

スピリチュアルな文脈での五次元の存在は、完全な無条件の愛と高度な霊的能力を持つ存在です。

 

三次元で肉体を持つ存在の高次の部分として理解されます。

 

スピリチュアルの三次元、物理学的にはどの次元に相当する?

 

物理的な概念の三次元は、長さ、幅、高さの三つの次元を持つ空間。

 

物理的な概念の四次元は、それに時間が加わります。

 

スピリチュアルな概念で人間が住む「三次元」を物理的な概念の次元に当てはめようとすると…

 

物理的な概念の中で、立体の空間である「三次元」、もしくは、それに時間を加えた「四次元」とされることがあります。

 

でも、これはちょっと無理があるかも…^^。

 

スピリチュアルの三次元と物理の三次元は、立体的な空間という点で共通するところはありますが、

 

四次元になると、スピリチュアルの四次元は肉体がなく意識だという概念を言い、物理学的な四次元は、わたしたちの存在や運動、時間の進行を包括的に説明するための概念です。

 

どの次元について話すとしても、「次元」という言葉をスピリチュアルな意味で使っているのか、物理学の意味で使っているのかはっきりさせておかないと、

 

会話をしているもの同士が「…???」となるでしょう^^。

結論:スピリチュアルと物理学で異なる意味の「次元」

 

「次元」という言葉は、スピリチュアルと物理学で異なる意味を持ちます。

 

スピリチュアルでは意識の状態や霊的な進化を指し、物理学では空間と時間の構造を示します。

 

どちらの視点もそれぞれの領域で重要であり、共に次元の多様性と奥深さを示しています。

 

どちらの文脈で話しているのかを明確にすることで、誤解を避け、より深い理解を得ることができます。

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