直感が『この人やばい!』と教えるサインとは?

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『直感力に自信がない』これは他人を優先してしまう優しい人に多いです。生まれた時は誰でも繋がっていた自分の直感。今回は自分の気持ちを大切にし再度この直感との絆を強くするためのヒントをシェアします。

『この人やばい!』これは直感?信じる?

 

目の前の友人の顔がグシャと歪みました。

 

こんな時、もしあなたならどうしますか?
わたしは全力で逃げました^^。

 

『顔が歪んだ』というのは、
病気や事故で歪んだのではなくて、
本当は目に見えないはずのものです。

 

でも、この時は、
オーラなどのエネルギー体をみた時のように
ボンヤリ見えたのではなく、
三次元の物理的なもののように
はっきりと見えました。

 

今日は、
直感は色んな感じ方があるよということと、

直感との繋がりを強くする方法を、
わたしの事例を挙げてお伝えしようと思います^^。

 

特に、優しくて、
自分の気持ちより他人の気持ちを
優先してしまう人に向けて。

 

わたしも過去そうだったのですが、

普段、
本当の気持ちを抑えてしまう人は、
自分の直感を知らず知らずのうちに
否定していますからね。

直感で『この人やばい!』こんな方法で教えてくる!

 

これは、わたしが、
わたしの直感との絆を
再び信じられるようになった
きっかけでもありました。

 

本人に知られることがないよう
事が起きた国名などの詳細は明かしませんが、

(その本人がわたしのブログに
辿り着くことはないかもしれないけど^^)

直感がどんな感じか
よくわからないという方のために、

風の時代に
もっとたくさんの人が直感的に生きるために、
シェアします^^。

 

さてさて、
東南アジアに長期滞在していた
2017年のある日、

わたしは一通のメールを受け取りました。

 

送り主は、以前
違う国で知り合った日本人女性。

 

『日本に帰国するのだが、トランジットで
Misaoさんがいる国を経由することになった。
そこには3日ほど滞在する。
ぜひ会おう。』

みたいな内容。

 

以前会った時から1年ほど経っていて、
彼女の旅の経過も聞きたかったので
わたしは喜んで会うことにしました。

 

そして、彼女と再会すると…
『タクシーがつかまらないんだけど』とか
『交通マナーひどくない?』とか、

その東南アジアの国について
ちょっと文句多めでした。

 

実は、後になって思い返すと、

いろんな国を旅してきた彼女が、
発展途上国ではありがちなことに文句を言うことに、
ちょっと違和感を感じていました。

 

でもこの時は、

『つい先日まで、
生活水準の高い先進国に滞在していたから
ギャップを感じているのかもしれないし、

この国にトランジットのある飛行機の便しか
取れなかったから寄っただけで、

本当はこの国が
好きではないのかもしれない』と

悪意があるわけではないだろうと
違和感を打ち消していました。

 

そして、レストランに入ると、
ランチを食べながら
お互いの旅のエキサイティングな
思い出を語り合いました。

 

しかしその後、
カフェに移動して…

 

彼女と向かい合って座っていた時、
彼女の顔がグシャアアと歪みました。

 

それは、普通の世間話をしていた時でした。

 

2017年は、確か、
北朝鮮が日本の方向へ
繰り返し弾道ミサイルを発射し始めた年で、

今、日本は危ないと考えていたらしい彼女は、
『北朝鮮やばいよ…』
という言葉を発しました。

 

すると突然、
小麦色に焼け、
弾けるような笑顔が印象的な彼女の顔が、

写真加工アプリで変顔にしたように
グシャアアと歪んだのです。

 

この歪んだ顔をみた時、
わたしの感じ方には特徴がありました。

悪口を言うときに険しい顔になることは
よくあることですよね。

この時の彼女は
北朝鮮の悪口を言っていたわけですから、
険しい表情をして顔が歪んだように見えたのだ、
と思うこともできたはずです。

 

でも、この時は、
なんだか彼女以外の気配を感じた…

表現するのは難しいのですが、
あえて言葉にするとこんな感じです。

(本当に、
魂が乗っ取られている人はいますからね!)

 

普段から自分の直感に従っている人なら、
『タクシーがつかまらないんだけど』などと
文句が多いことに違和感を感じた時点で

『この人と一緒にいちゃダメだ!』
と気づくのでしょう。

 

一般に、
『直感』の声を無視し続けると
だんだんその声を聞き取れなくなるものです。

しかしこの時、
最初の違和感を無視したわたしに、

顔を歪ませて見せることで、
直感は『これでもか!』と
最終警告を送ってくれたのです。

 

わたしは、
やっと直感からのシグナルを信じて
受け取れたわけです^^。

直感『この人やばい!』の理由は考えるな!感じろ!

 

わたしは、グシャアア顔を見た直後、
彼女に何かよくないことが起きると思いました。

 

そして、彼女と一緒にいると、
とばっちりを食らうような気がしました。

 

『友人が辛い目に遭うかもしれない』
そう感じた時、あなたならどうしますか?

 

『友人が無事でいられるように
一緒に行動してあげよう』

基本的には、
わたしはこう考えるタイプです。

 

しかし、
『一緒にいると、
助けるどころか自分も巻き込まれる』
という考えがよぎったとしたら?

あなたならどうする?

 

以前のわたしは、
『そんなに危険な気がするなら、
むしろ一緒にいてあげなければ』と
考える性格でした。

 

でも、海外放浪を経験して
いろんな国の人の色んな価値観を知ったこの時、

他人との線引きの位置が、
以前のわたしとは少し変わっていました。

 

実際にこの時、
わたしは彼女から全力で逃げることにしました^^。

 

実は、
翌日も彼女と一緒に遊ぶ約束をしていたのですが、
グシャアア顔を見た後、
『急用ができた』と嘘をついて逃げたのです。

 

とはいえ、
『全力で逃げよう』そう決めても、

他人との『責任』の線引きが
以前より明確になっていても、

やはり、頭の中には
『友人を見捨てるなんて、わたしは卑怯』
という葛藤もありました。

 

でも実は、これが
『優しい人』
『自分の気持ちより
他人の気持ちを優先してしまう人』
『共感力の高い人』が、
自分の直感の声を聞き取りにくくする考え方なんです。

 

心当たりのある方、
もっと自分を大切にしてね^^。

『この人やばい!』これは直感だと信じる!

 

さて、その後、
彼女はどうなったでしょうか?

 

わたしはというと、
『用がある』と嘘をついたことに
いたたまれなさを感じ、

急遽、長距離バスとフェリーを乗り継いで
小島への一泊ひとり旅に行きました。

これで『急用がある』のは
嘘ではなくなったわけです^^。

別に行かなくても
彼女には分かりはしないのに、
すごいビビりで小心者です^^。

 

そして彼女の方は…

数日後、日本に帰国した彼女から
メールが届きました。

 

わたしと遊ぶ予定だった日、
彼女はアスファルトがガタガタの歩道を歩いていて、
ちょっとした段差で足を痛めたらしい。

 

むちゃくちゃ痛かったけどガマンして、
帰国して病院で診てもらったら
かかとを骨折していたんだと。

 

そして、彼女の文面からは、
トランジットで訪れた東南アジアとわたしへの、
ちょっとした憤りが感じ取れました。
^^;

 

この骨折の報告を受けて、
わたしは思いました。

 

もし、わたしが一緒にいてあげても
災難は止められなかったし、

きっとわたしもケガをして
わたしは、慣れない外国で
病院に行かなければならないハメになっていた…^^。

 

このことを思い出すとき、
『わたしが一緒にいてあげたら
彼女はケガをしなかったかも』
という考えには一切なりません^^。

『わたしは、わたしの直感に従って助かった』と、
信じてやまない気持ちを否定しないことも、

直感とのパイプを太くするのですよ。

『この人やばい!』その後の行動で直感は鍛えられる!

 

ところで、わたしが
直感との繋がりを太くするチャレンジは
今も続いています。

 

そして、この時の
『直感に従い友人から全力で逃げた』
という選択と行動が、

わたしとわたしの直感との繋がり
再度信じるようになったきっかけとなったのでした。

 

『顔が歪んで見える』という形で
直感を受け取ったという奇跡よりも、

その後のわたしの選択と行動がナイスだったと
我ながら思うわけです^^。

 

他人を優先してしまう優しい人にとっては、
可哀想っぽい人や、
困っているっぽい人を目の前にして逃げるのは
戦うよりも難しいかもしれません。

でも、
時には『全力で逃げる』^^!

元々繋がっていた直感と、再び繋がるために。

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