スピリチュアルな覚醒と断酒の関係性は?飲酒は三次元に留める!

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断酒することとスピリチュアルな覚醒は関係があります。断酒は自分自身との関係を偽りのないものにします。そしてこれは他人との人間関係にも言えます。今回はわたしがどうやってお酒を断ち切ることができたか、そしてその背後にあった感情の旅についてお話ししたいと思います^^。

2017年に断酒しました!霊的覚醒におすすめしたい断酒

 

わたしには記憶がなくなるほどお酒を飲む習慣がありました。

 

わたしは、完全にアルコールに依存していたんです。

 

毎晩深酒するようになったのは23歳の時から。

 

そして、お酒をやめたのは44歳。海外を自由に旅をしていた3年目、ある日突然、完全にお酒を飲まなくなったんです。 

 

お酒を飲みすぎるというのは、ストレスが関係しています。

 

わたし自身がお酒をやめて精神面でより快適に後悔なく過ごせるようになって、皆さんには、心身の健康のためだけではなく霊的覚醒のためにも断酒をおすすめしたいんです。

 

わたしが2012年に霊的に覚醒したときは絶賛飲酒中だったわけですが、飲酒の習慣が覚醒を促したのではありません。

 

お酒を飲む習慣で、むしろ感情と思考過多になってしまい、魂の自分と大幅にかけ離れた自分になったことから、絶望して寝込む事態になったのでした。

 

では、わたしが毎晩記憶がなくなるまでお酒を飲むようになったのか、感情面からお話ししていきます^^。

霊的覚醒と断酒の関係!自分の感情が分からない!

 

わたしが飲酒を始めた理由は、酔ったときだけ自分の気持ちに気づくことができたからでした。

 

その気持ちのほとんどは「怒り」の感情です。

 

23歳のある日、職場で一度も話したことがない同僚にすごい剣幕で怒られました。

 

何か業務上のことで怒っているようでしたが、わたしには身に覚えのないことで、最後まで何に怒っているのかわかりませんでした。

 

でも、自分の感情に頑丈なフタをかぶせていたこの頃のわたしは「この人がこんなに怒っているんだから、わたしが悪いんだろうな」と思っていました。

 

たぶん、その場ではわたしが謝ったんだと思います。

 

その日の仕事帰り、なぜだかハーフボトルのウィスキーを買って帰りました。

 

一人で家飲みですね^^。

 

お酒の味は嫌いなので、味わわないように流し込むように飲んだので、あっという間に酔っ払いました。

 

すると、昼間、同僚に怒られたことの対して、怒っている自分がいることに気づいたんですよね。

 

あの時、わたしがこんなに怒っていると気づければ、言い返していたのに!

 

もう自分の感情、自分の気持ちを絶対に無視しない!と誓いました。

 

次の日の朝目覚めると、自分の気持ちが分からない自分にすっかり戻っていました。

 

こうして、日中のシラフの時は他人の動向に同調してしまい、家に帰ってお酒を飲んで自分の感情を確かめるようになっていきました。

霊的覚醒と断酒の関係について!感情を無視し続けた結果!

 

酔っ払った時にだけ自分の本心に気づくことができた、当時のわたし。

 

自分の本心といっても、特に怒りの感情でした。

 

なぜ、わたしは感情にフタをしてしまうようになったのか。

 

それは、両親に対する不満や失望が積もり積もったものの怒りとして表現できず、わたしの中でなかったことにしてしまった感情でした。

 

長い間、心の奥の奥の奥に抑え込んできた怒りだったのです。

 

子供の頃に自分の怒りの感情をないものにしたせいで、怒り以外の感情ーー自分の本心や望みがわからなくなっていました。

 

なので、アルコールの力を借りて自分の感情に気づいた時は、これからは自分を大切にできると感じました。

 

そして、もっと気づきたい、もっと本心を知りたいと、深酒するようになったのです。

 

こんな感じで、飲酒を始めた初期の頃は、お酒はわたしにとって助けとなっていると思っていました。

霊的覚醒と断酒の関係について!飲酒の習慣化は感情を強固にする

 

初めは感情に気づくための助けとなっていた飲酒でしたが、それはすぐに、わたしを苦しめるものへと変わりました。

 

苦しみの理由は二つ。

 

ひとつは、誰かと一緒に飲むと悪態をつく。人間関係の問題を引き起こしていたんです。

 

これは、酔うと怒りの感情が想起されるパターンに入るからでした。

 

もうひとつは、開放していたはずの感情は、実は強固なものになっていたということです。

 

お酒を飲むたびに、過去の怒りの感情が何度も何度も頭の中で繰り返され、その度に、起きてもいない未来にまで思考がぐるぐると働き出していたんです。

 

お酒を飲むことで、三次元にどっぷり浸かることになっていたというわけです。

 

こんなふうに、酔っ払って感情が溢れてくるっていうのは、感情のコントロールが難しくなっているってことでもあるんです。

霊的覚醒と断酒の関係について!飲酒は脳に影響する

 

飲酒によって感情のコントロールができなくなるのは、思考のコントロールが失われることが原因。

 

ここで、感情と思考に対するお酒の影響について解説します^^。

 

霊的覚醒と断酒の関係とアルコールの影響

 

【脳機能の抑制】

アルコールは中枢神経系の抑制剤であり、脳の機能を低下させます。

特に、前頭前野と呼ばれる部分が影響を受けます。

この部分は意思決定、感情の制御、自己制御に関与しています。

アルコールがこの領域を抑制することで、感情のコントロールが難しくなります。

 

【思考の歪み】

アルコールは思考プロセスにも影響を与えます。

アルコールの摂取により、理性的な判断や論理的な思考が難しくなり、否定的な感情や誤った認識が強化されることがあります。

これにより、感情的な反応が増幅されることがあります。

 

霊的覚醒と断酒の関係と感情のコントロールと思考の関係

 

【感情のトリガー】

感情は多くの場合、特定の思考や記憶によって引き起こされます。

飲酒により思考が歪むと、過去のトラウマや否定的な出来事が強調され、これが怒りや悲しみなどの強い感情を引き起こすことがあります。

 

【自己制御の低下】

アルコールの影響で思考のコントロールが失われると、感情的な反応も制御しづらくなります。

正常な状態であれば抑えられる感情が、アルコールによって増幅され、爆発的に表れることがあります。

 

 

霊的覚醒と断酒の関係と実際の影響

 

【衝動的な行動】

飲酒により思考と感情のコントロールが失われることで、衝動的な行動や言動が増えることがあります。

これは人間関係や自己評価に悪影響を及ぼします。

 

【持続的な影響】

長期的に飲酒を続けることで、脳の構造と機能に恒久的な変化が生じることがあります。

これにより、アルコールがない状態でも感情のコントロールが難しくなることがあります。

アルコールは脳の機能を抑制し、理性的な判断や自己制御を難しくすることで、否定的な感情や衝動的な行動を引き起こしてしまうんです。

 

霊的覚醒と過去未来・現在への意識の向け方

 

今起きていることではない過去に起きたことや、未来に起きるであろうことに怒りを向けていると、霊的覚醒からは離れていきます。

 

霊的覚醒は現在の瞬間に完全に存在し、過去や未来への執着や否定的な感情から解放されることが重要。

 

以下にその理由を詳しく説明します。

 

霊的覚醒と過去への執着

 

過去の出来事に対する怒りや後悔は、心に重荷を残します。

 

この重荷は、今ここにいることを妨げ、心の平和を損ないます。

 

霊的覚醒は、過去の痛みやトラウマを癒し、手放すことを通じて得られるものです。

 

過去に囚われている限り、真の覚醒と内なる平和を感じることは難しくなります。

 

霊的覚醒と未来への不安

 

未来に対する不安や恐れも同様に、現在の瞬間から心を引き離します。

 

未来に対する過剰な心配やコントロール欲は、霊的成長を妨げます。

 

覚醒とは、今ここに存在し、未来を信頼し、流れに身を任せることです。

 

霊的覚醒と感情のコントロール

 

怒りや不安といった強い感情は、エネルギーを消耗させ、心の静けさを乱します。

 

これらの感情を手放し、感情の背後にある真の自分に気づくことが霊的覚醒の鍵となります。

 

感情は一時的なものであり、永続的なものではありません。

 

感情を観察し、理解し、受け入れることで、より高い意識に達することができます。

 

霊的覚醒と現在の瞬間への意識

 

霊的覚醒は、現在の瞬間に完全に意識を向けることによって達成されます。

 

霊的覚醒には、現在の瞬間に完全に存在することが重要ってことですね^^。

 

霊的覚醒から遠ざける過去や未来に対する怒りや不安を手放し、今ここにいることに意識を集中することで、内なる平和と調和を見つけることができるんです。

 

自分の感情に気づき、それを受け入れ手放すことで、内なる平和と霊的成長を達成することができるんですけど、アルコールに頼るっていうのは逆効果^^。

 

この意識を養うために有効なのは瞑想と呼吸法です^^。

 

このプロセスは簡単ではないかもしれませんが、意識的に取り組むことで、徐々に心の平和と霊的覚醒に近づくことができます。

自分自身の再発見して気づいた霊的覚醒と断酒の関係について!

 

さてさて、2012年に絶望して寝込んでいた状態から、突然「魂の自分」に繋がったわたし。

 

2014年から、お金の心配なく海外をぶらぶらし始めました。

 

一方で、お酒の習慣はやめられていませんでした。

 

実は、40歳を過ぎてからは、お酒を飲んで記憶がなくなるのが早くなり、常に背中も痛い状態でした。

 

カラダは完全に、お酒はもういらないと言っていたのです。

 

本当は、飲み始めた時から言っていたんでしょうけど…^^。

 

でも、脳は依存から抜けられません。お酒のことが頭をよぎると飲まずにはいられないのです。

 

そんなこんなで、海外生活をはじめて3年目。

 

その時わたしはフィリピンにいました。

 

モンスーン気候の暑さに、ちょっと食欲が落ちていた時のことです。

 

「ごはんもお酒も、カラダが受け付けない…」

 

??(・_・*)…。

 

「カラダがお酒を受け付けない…」

 

?????(・_・*)…。

 

「そもそも、カラダも心もお酒なんか必要ない!」

 

海外生活でわたしは本当に自由だと感じ続けた結果、20年以上もお酒を飲んで刷り込んできた感情と思考を、実は本当の自分じゃないと受け入れられたんです。

 

海外生活で感じた自由は、依存をも超えたんです^^。

結論:霊的覚醒と断酒の関係!酔ってる時間がもったいない

 

この体験を通じて、わたしは学びました。

 

飲酒によって一時的に感情にアクセスできても、それは根本的な解決にはならないということを。

 

自分自身の感情と正面から向き合うには、アルコールに頼ってはいけないんです。

 

わたしはこの世のみんなに断酒をおすすめするのですが、

 

「過去のみさおみたいに、記憶がなくなるほど飲んでないよ」っていう人も多いかもしれません。

 

でも、お酒をキッパリやめた今、言いたいのは「酔っ払っているその時間がもったいない!」

 

酔っ払っているその時は、いくら楽しい気分でいても感情と思考が暴走しているんです。

 

お酒に頼るのではなく、自分自身の力で感情と向き合うところに、自分自身にも他人にも良い関係が築かれるんです^^。

 

↓断酒は一般的にもおすすめされている^^!

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