断酒するといろんなメリットがあります。断酒はカラダ、メンタル面だけではなくスピリット的にも良い効果があるんです。今回は、断酒したほうが良い理由や断酒できない人の心理など多方面から断酒のメリットをお話しします^^。
身体・メンタル・スピリチュアルのために断酒する!
わたしは、若い頃から、記憶がなくなるほどお酒を飲んでしまうのが習慣になっていたんですけど、
海外を旅するうちにアルコール依存から抜け出せるほど心が解放されたらしく、44歳にして突然キッパリ断酒しました。
そして今は、世の中の全員がお酒を飲まなければいいのにと思っています。
明確にいうと、世の中の全員が酔っ払うなんてことがなくなればいいのに、と思っているんです。
実業家時代からアルコールを一滴も飲まないという、米国のトランプ前大統領。
判断を曇らせるだけでなく、誤らせることがあるというのがその理由なのだとか。
2017年、当時大統領だったトランプ氏が来日した際のお酒のエピソードを読んだ時は、とても共感しました^^。
「トランプ大統領夫妻と会食した時のことです。トランプ氏は“酒は身を滅ぼす”という主義で、メラニア夫人とともに一切口にしません。
安倍首相も持病の潰瘍性大腸炎を抱えているので飲まない。
首相はアイスティー、メラニア夫人はアイスコーヒーを飲んでいましたが、昭恵さんだけが白ワイン、赤ワインと杯を重ねて酔っ払った。
“なんでこんな大切な場で…”とトランプ夫妻はいぶかしげに彼女を眺めていましたね」
(出典元:NEWS ポストセブン)
前回の記事では、霊的覚醒のために断酒したほうがいい理由を、わたしの体験とともに説明しました。
今回は、一般的に言われている「断酒したほうがいい理由」を紹介します。
世の中では、こんなにお酒を飲まないほうがいいと言われているんですね〜^^。
スピリチュアルな覚醒と断酒の関係は?
スピリチュアルな覚醒と断酒には、いくつかの関係性があります。
以下にその関連性をいくつか説明します。
【意識の明晰さの向上】
断酒すると、脳や体に対するアルコールの影響がなくなるため、意識がクリアになり、思考や感情の明晰さが増します。
これはスピリチュアルな覚醒の過程において重要です。
明晰な意識は自己の内面を深く探求し、高次の意識とつながるのに役立ちます。
【内面的な成長と自己認識】
断酒は自己制御と自己認識の一環として行われることが多く、その過程で「わたし」は自己の内面に向き合う機会を得ます。
これは「魂の自分(ハイヤーセルフ)」とのつながりを強化し、スピリチュアルな成長を促進する可能性があります。
【ネガティブなエネルギーの浄化】
アルコールは、しばしばネガティブな感情やエネルギーの処理手段として用いられることがあります。
断酒すると、これらのネガティブなエネルギーを直接対処し、浄化することが求められます。
これは、スピリチュアルな覚醒において重要な浄化プロセスの一部となります。
【健康の改善とエネルギーの増加】
断酒により身体の健康が改善され、エネルギーレベルが向上することが多いです。
身体が健康でエネルギーが高まると、スピリチュアルな実践(例えば瞑想やヨガなど)をより効果的に行うことができ、覚醒のプロセスをサポートします。
【精神的な安定と平和】
アルコール依存は精神的な不安定さやストレスを引き起こすことがありますが、断酒することで精神的な安定と平和がもたらされます。
この安定感は、スピリチュアルな覚醒に必要な内的な平和とバランスを維持するのに役立ちます。
スピリチュアルな覚醒と断酒は、相互に補完し合いながら、個人の成長と内面的な変容を促進することができます。
断酒がスピリチュアルな道にどのように影響するかは個人によりますが、多くの人にとってポジティブな変化をもたらすことは間違いありません^^。
身体・メンタル・スピリチュアルのためでも断酒できない原因
お酒を止められない原因は、さまざまな要因が複雑に絡み合っています。
以下に主な原因をいくつか挙げます。
【生理的依存】
アルコールを長期間摂取すると、脳がアルコールに依存するようになります。
これは、体がアルコールを必要と感じるため、飲むことをやめると禁断症状が現れることがあります。
これには、震え、発汗、不安、さらには発作などが含まれます。
【心理的依存】
アルコールは一時的にストレスや不安を和らげる効果があるため、感情的な問題を抱えている人はアルコールに依存しやすくなります。
心の苦しみやトラウマを抱えている人は、その痛みを緩和するために飲酒を続けることがあります。
【社会的要因】
飲酒が文化や社会的な習慣の一部である場合、それを止めるのは難しくなります。
例えば、友人や家族との付き合いの中で飲酒が普通である場合、それを断つのは大変です。
また、仕事やイベントでの飲酒の機会が多い場合も同様です。
【遺伝的要因】
遺伝的な要因もアルコール依存の一因です。
家族にアルコール依存症の人がいる場合、その子供も同じ問題を抱えるリスクが高くなります。
遺伝子はアルコールの影響を受けやすさや依存に対する感受性を左右します。
【環境的要因】
ストレスの多い環境や支援が少ない環境では、アルコール依存のリスクが高まります。
失業、家庭内の問題、経済的な困難など、ストレスフルな状況はアルコール依存を助長することがあります。
【自己認識と自己価値】
自己価値感が低い場合や、自己認識がネガティブな場合、人はアルコールを自己治療として利用することがあります。
自分を受け入れられない、または自己嫌悪に苦しんでいるとき、アルコールが一時的な逃避手段となることがあります。
【習慣化】
飲酒が日常生活の一部として習慣化している場合、それをやめるのは非常に難しいです。
毎日の習慣を変えることは大きな挑戦であり、新しい生活パターンを築くには時間と努力が必要です。
これらの要因は互いに関連していることが多く、複数の要因が同時に存在することもあります。
お酒を止めるためには、これらの要因を理解し、適切なサポートや治療を受けることが重要です。
専門家の助けを借りることや、サポートグループに参加することも有効な手段です。
身体・メンタル・スピリチュアルのために断酒しなくてもいい人はいる?
わたし個人的には、世の中のみんなが(酔っ払わないために)断酒するのがいいと思っていますが、一般的には、お酒を飲んでもいい人がいると言われています。
それによると、お酒を適量飲むことが健康や生活に悪影響を与えない人もいるが、それにはいくつかの条件があるのだとか。
以下に、一般的にお酒を飲んでもいいとされる場合について説明します。
【健康状態が良好な人】
健康な人で、特に肝臓や心臓に問題がない場合、適量の飲酒は大きな問題を引き起こさないことが多いです。
健康診断で特に異常が見られない場合、お酒を楽しむことができるでしょう。
【適量を守ることができる人】
適量の飲酒とは、男性で1日2杯まで、女性で1日1杯までとされることが多いです。
(1杯はビールなら350ml、ワインなら150ml、蒸留酒なら40ml程度)
この量を超えない範囲で飲むことができる人は、お酒を楽しむことができるとされています。
【アルコール依存のリスクが低い人】
家族にアルコール依存症の人がいない、過去に依存症の経験がないなど、アルコール依存のリスクが低い人は、適量の飲酒を楽しむことができるでしょう。
【精神的に安定している人】
ストレスや不安を解消するためにお酒を飲む習慣がない人は、適量を守りながら飲酒を楽しむことができます。
お酒を飲む理由が楽しみやリラクゼーションの一環である場合、精神的な影響も少ないです。
【飲酒による日常生活への影響が少ない人】
お酒を飲んでも仕事や家庭生活に支障をきたさない人、翌日に悪影響が出ない人は、適度な飲酒を楽しむことができます。
例えば、飲酒後も翌朝きちんと起きて仕事に行ける、家庭の役割を果たせる場合です。
【運転や危険な作業をしない人】
飲酒後に運転や危険な作業をしない、計画的に飲酒を楽しむことができる人は、安全にお酒を楽しむことができます。
【医師の許可を得ている人】
特定の病気や健康状態がある場合でも、医師の指導のもとで適量の飲酒が許可されている場合には、お酒を楽しむことができます。
わたしの友人に、お酒に全く酔わない女性がいます。まったく、です。
ここでいう「お酒を飲んでもいい人」は、わたしの友人のように、全く酔わない身体機能を持っていて、純粋にお酒の味だけを楽しめる人のことでしょう^^。
お酒に酔う人は、適量を守っても健康と人間関係に悪影響を及ぼすことがあるため、「お酒を飲んでもいい人」ではありません!
どんな人も身体・メンタル・スピリチュアルのために断酒する方が良い?
多くの人にとって断酒は健康や生活の質を向上させる手段です!
以下に、断酒が特に有益である理由と、それがどんな人に適しているかについて説明します。
【健康の改善】
断酒は身体の健康を大幅に改善することができます。
アルコールは肝臓、心臓、脳、消化器系に悪影響を与えることがあります。
断酒により、これらのリスクが減少し、全体的な健康状態が向上することが多いです。
【精神的な安定】
アルコールは一時的に気分を良くすることがありますが、長期的には不安やうつ病を悪化させることがあります。
断酒により、精神的な安定が得られ、感情のコントロールが容易になることが多いです。
【エネルギーと生産性の向上】
アルコールは疲労感や集中力の低下を引き起こすことがあります。
断酒によりエネルギーレベルが上がり、仕事や日常生活の生産性が向上することが期待できます。
【経済的なメリット】
飲酒には費用がかかります。
断酒することで、この費用を節約し、他の有益な目的に使うことができます。
【人間関係の改善】
アルコールはしばしば人間関係の問題を引き起こすことがあります。
断酒により、コミュニケーションが改善され、家族や友人との関係が良好になることが多いです。
【安全性の向上】
アルコールは事故や怪我のリスクを高めることがあります。
断酒により、これらのリスクが減少し、安全な生活を送ることができます。
【断酒が特に有益な場合】
・アルコール依存症や乱用の経験がある人:依存症のリスクがある人や過去に依存症を経験した人にとって、断酒は最良の選択です。
・健康問題を抱えている人:肝臓疾患、心疾患、胃腸障害などの健康問題がある人には、断酒が強く推奨されます。
・精神的な問題を抱えている人:不安症やうつ病の症状がある人にとって、断酒は精神的な安定を取り戻す助けとなります。
・妊娠中や授乳中の女性:妊娠中や授乳中の飲酒は胎児や乳児に悪影響を与えるため、断酒が推奨されます。
・薬を服用している人:一部の薬はアルコールと相互作用を起こすことがあるため、断酒が必要です。
結論:断酒は、身体・メンタル・スピリチュアルのためだけじゃない!
一般的には、断酒が良い選択となる場合もあれば、適量の飲酒を楽しむことが可能な場合もあるとされています。
ただ、「適量の飲酒を楽しむことが可能な人」というのは、お酒に全く酔わない人だと思ってもらいたいんです。
前回のブログ記事では、霊的覚醒のための断酒をおすすめしましたが、
みんなが断酒すれば、酔っ払うことで起きる事故や事件や、日常レベルでは人間関係での失態なんかが、なくなりますからね^^。
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