絶望感に打ちひしがれると霊的な目覚めが起こる!これはエックハルト・トールやビクター・フランクルというスピリチュアルリーダーたちも経験しています。今回は、絶望がどのようにして霊的な成長をもたらすのか、絶望の淵から霊的な目覚めに至ったわたしの体験から説明します^^。
わたしの体験!絶望して霊的に目覚めた!
わたしは、絶望から霊的に目覚めた体験をしました。
2012年のことです。
個人事業主になろうと先行投資したことが上手く行かず、このまま雇われ続けるのかと思うと人生に希望が見えずに、絶望したんです。
自分が無価値だと感じて、しばらく寝込んでしまいました。
無気力な日々が続いたある日、ベッドの中で突然、五次元の「魂の自分」に繋がったんです。
そこからわたしは気力に満ち、わたしの人生は魂の望みに沿ったものに変わりました。
この体験から、人生に絶望してしまった時には「何もしない」という手もあるよと言いたいんです。
あと、睡眠も大切です。
みんな絶望したほうがいいですよっていうことではなくて、
もしも今、絶望を感じているなら、無理して絶望から抜け出そうとしなくても道は開けるよ、というお話しです。
エックハルト・トールやビクター・フランクル、バイロン・ケイティなど、絶望から霊的に目覚めた体験をした先人はたくさんいますが、
今回は、わたしの体験から絶望と霊的目覚めの関係をお話ししようと思います。
なぜ絶望するの?不安と恐怖の感情!霊的目覚めの前の辛いこと
「絶望」とは「希望がすべて消えてしまった状態」をいいます。
まったく希望が持てなくなると、周囲を見回す余裕を失います。
集中力が落ち、正しい判断を下せなくなります。
絶望している時に陥る状態をまとめると以下のようです。
絶望すると陥る状態
希望の喪失:
絶望は「希望がすべて消えた状態」であり、未来に対する期待や信頼を完全に失った感覚を伴います。
すべてが暗く、解決の見込みがないと感じることが特徴です。
集中力の低下:
絶望的な状況では、心のエネルギーや注意力が散漫になり、周囲を見回す余裕を失います。
思考がネガティブな方向に集中し、日常生活の判断や行動が難しくなることがあります。
判断力の低下:
絶望感に圧倒されると、正しい判断を下す能力が低下します。
感情が優先され、冷静な思考や問題解決能力が失われることがあります。
この絶望、不安や恐怖の感情に関連しているんです。
まずは、不安と恐怖の感情が何か見ていきます。
不安とは?
不安は、未来に対する心配や恐れの感情です。
具体的な原因がない場合でも漠然とした恐怖感を伴い、心身の緊張や焦燥感を引き起こします。
不安は予期不安として、将来の出来事についての心配が大きな特徴です。
恐怖とは?
恐怖は、即座に迫る危険や脅威に対する強烈な感情反応です。
恐怖は具体的な対象や状況に対するものであり、身体的な逃避反応や戦う反応を引き起こします。
恐怖から不安へ、不安から絶望への変化
次に、不安や恐怖がどのように絶望に発展するのか見ていきましょう。
恐怖の感情が、直接絶望へと繋がることはありません。
でも、恐怖から不安が起こり、その不安が絶望に変わるということはあります。
この一連の感情の流れは次のように説明できます。
①恐怖を感じる
突然の事故や暴力的な出来事などに直面したときに恐怖を引き起こします。
②恐怖が不安に変わる
恐怖を経験すると、その出来事が終わった後でも、再び同じような状況に直面することを恐れるようになります。
具体的な危険がないにもかかわらず、同様の危険が再び訪れるかもしれないと心配する状態です。
③不安が絶望に変わる
不安が長期間続くと、状況が改善される見込みがないと感じ、心身に大きな負担をかけます。
最終的に、無力感や無価値感を引き起こし、希望に目を向けられなくなり絶望感に変わることがあります。
不安や恐怖から絶望に至る具体例
健康問題:
慢性的な病気に対する恐怖(病気が悪化することへの恐怖など)が、不安(病気が治らないのではないかという心配)を引き起こします。
その不安が長期間続くと、病気が治らないという絶望感に繋がることがあります。
経済的困難:
仕事を失うことへの恐怖が、将来の収入や生活に対する不安を引き起こし、長期間の経済的困難が続くと、将来の生活に対する絶望感に変わることがあります。
人間関係:
大切な人を失うことへの恐怖、人間関係の崩壊に対する恐怖が不安を引き起こし、孤独や集団からの孤立への絶望感に繋がることがあります。
2012年のわたしは、まさに「経済的困難」で絶望の淵に落ちていました。
絶望からサレンダーへ!霊的な目覚めを起こすためのプロセス
サレンダー(降伏)は、「もう自分のことが嫌だ」と思うような極限の状況や深い絶望感から起こることがあります。
この時は、自力でするのではなく、自然にサレンダーが起きます。
絶望からサレンダーへの自然な流れ
①絶望の状態
絶望感は、全ての希望や解決策が見つからず、無力感に包まれた状態です。
この時点で、自分の力だけでは状況を改善できないと感じます。
②エゴの崩壊
自分の限界を認識し、状況を変えようとする努力を一時的に放棄します。
エゴは自己中心的な考えやコントロール欲求を持ちますが、絶望の中でエゴの限界を認識しその影響力が弱まります。
③コントロールの手放し
エゴが弱まると、コントロールの手放しが起こります。
自分の力だけでは解決できないことを認識し、外部の力や存在、内なる自己に委ねたいと感じるようになります。
④サレンダーの実現
状況に対する抵抗をやめ受容と信頼を持つことで、サレンダー(委ねること)に繋がります。
これは、霊的覚醒や内なる平和の第一歩です。
絶望から霊的覚醒(スピリチュアルアウェイクニング)に至る過程では、サレンダーが起きます。
もはや自分の力で状況を変えられないと感じ、エゴの崩壊を引き起こし、コントロールを完全に手放すからです。
これは、外部の力や宇宙の流れに身を委ねることです。
この外部の力とは、他人など三次元のことではありません。
高次の存在に委ねるのです。
この時、身を委ねる高次の存在は、信仰など個人的に信じているものでいいです。
絶望の時は外部の力に助けを求めて!霊的目覚めのために
絶望した時に委ねる「外部の力」とは、他人ではなく、神や宇宙のような高次の存在の力を指しています。
絶望した時に委ねる外部の力とは?
宇宙:
広大で無限のエネルギーを持つ宇宙の力を信頼すること。
これは、すべてが繋がっているという考えや、宇宙の秩序や法則に対する信頼を含みます。
高次の存在:
神、天使、ガイドスピリットなど、個々人が信じる霊的な存在や力に対する信頼です。
これらの存在は、直接的な物理的介入ではなく、精神的な導きやサポートを提供すると信じられています。
これらの高次の存在は、突き詰めると自分自身なのですが、絶望の淵にいる時は、自分自身の内なる力や直感を信じることができません。
でも、サレンダー(委ねること)を起こすには、それでいいんです。
絶望や困難な状況にいるときは、自分自身にではなく、これらの力に信頼を寄せることでエゴの自分が静かになるんです。
まとめ:絶望したら何もしないで時を待つ方法もある
絶望は、エゴの限界を認識し、自然とコントロールの手放しを促す強力な契機です。
自分ではどうすることもできないと感じることで、より大きな力に対する信頼と受容が生まれ、結果として深い霊的な成長が促されるんです。
現実を変えるためには何か行動を起こすと教えられてきたわたしたちには、何もしない、できないことにさらに不安を感じるものですが、
絶望の最中には、何もしないで時を待つ方法もあるということを知っておいてください。
また、絶望した時は、ただ、たっぷりと睡眠を取ってくださいね。
↓絶望したけど死ななかったのは睡眠のおかげという体験談です
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