日常生活で嫌なことが起きたときは感情で反応してしまいがち。ですが感情的な反応が事態をさらに悪化させます。嫌なことと向き合うには、起きている嫌なことに感情的に向き合わない方が上手く行くんです。今回は、嫌なことが起きたときの高次元的な対処法を解説します^^。
嫌なことと向き合うともっと嫌なことが起きる
日常生活で嫌なことが起きたとき、わたしたちはそれに対して抵抗しようとします。
これって、波風が立っているところに、さらに波風で対抗するようなものなんですよね。
つまり、この抵抗が事態をさらに悪化させるということなんです。
例えば、誰かからの批判や予期しないトラブルに直面したとき、すぐに反論したり、感情的に反応することはありませんか?
すると、もっと問題が大きくなったり、事態が収まっても不快な後味が残ったりしますよね。
この時、何が起きているかというと、感情的になると三次元的な対処になっているんです。
三次元で起きている嫌なことに同じ三次元で返すので、問題を三次元的に大きくしているんです。
一つの水面で二つの波紋が出会うと、波の高さが加算されてより大きな波になるのと同じです。
ということは、嫌なことが起きたときには三次元的に対処しなければ良いということになりますね。
そうなんです。
嫌なことが起きたときは、感情から離れると三次元からも離れることができるんです。
では、嫌なことが起きたときに感情から離れる方法を見ていきましょう^^。
嫌なことと向き合う方法 一番効果がある深呼吸
嫌なことが起きたときに感情から離れる一番簡単な方法は、深呼吸です。
深呼吸をすることで、副交感神経が刺激され、心拍数が落ち着き、血圧も下がります。
これにより、心を落ち着かせて冷静に対処することができるのです。
わたしが深呼吸を一番におすすめする理由は「どんな場所でも行うことができるから」。
しかも「人知れず」にです^^。
嫌なことが起きたときに、ブツブツとアファメーションを唱えたり、エネルギーを高めるイメージングなんかをしないで、
ただ、鼻からゆっくりと息を吸い込み、口からゆっくりと息を吐き出せばいいんです。
早くて、簡単で、誰にも気づかれずにできますよね^^。
では、なぜ嫌な出来事に深呼吸で対処できるのか説明する前に、わたしの知り合いの体験談を紹介しますね。
体験談:嫌なことが深呼吸で好転!
ゆいさんは、男子からも女子からも慕われる明るい性格の高校生。
そんなゆいさんは、あるクラスメイトから嫉妬を買い、嫌がらせを受けるようになりました。
そのクラスメイトは、事あるごとにみんなの前でゆいさんの言動に水を差したり、皮肉を言ってきます。
初めのうちは、ゆいさんも感情的に言い返して反応していました。
やがてそのクラスメイトは、ゆいさんをグループ活動から除け者にしようと嫌がらせをエスカレートさせていきます。
ある日、母親に相談したゆいさん。
「嫌なことがあったときにはまず深呼吸をして冷静になることが大切」とアドバイスを受けました。
次の日、ゆいさんは、いつものようにクラスメイトからみんなの前で批判の攻撃をされました。
怒りがこみ上げてくるのを感じたゆいさんでしたが、母親の言葉を思い出し、ゆっくりと息を吸い込み、静かに吐き出すことで心を落ち着かせます。
そして、冷静な声で「それって本当?勘違いだと思うけど?」と問いかけました。
今度は、嫌味を言ったクラスメイトが感情的になり、事実とは異なることで言い返してきました。
そして、その場にいた他の生徒たちは、ゆいさんの冷静な対応に感心し、嫌がらせを繰り返していたクラスメイトの言動が嫉妬によるものであることを理解したのです。
結果として、ゆいさんはクラスメートからの賛同と支持を得ることができました。
ゆいさんの高校時代の体験で、感情的に反応するのではなくまず冷静になることで、問題を解決し、周囲の理解と支持を得られることが分かります。
あなたにも、冷静になると、今まで問題だったのもがスムーズに解決したという経験はありませんか?
三次元と高次元?嫌なことに向き合うときの深呼吸
嫌なことが起きたときに深呼吸をして感情から離れるという方法は、二つのステップになっています。
最初のステップは三次元的アプローチ、二つ目のステップは高次元的アプローチです。
①深呼吸をして感情から離れる三次元のアプローチ
深呼吸が感情を落ち着かせる効果的な手段である理由は、科学的に説明できます。
まず、深呼吸は自律神経系に直接働きかけます。
深い呼吸をすることで、副交感神経が活性化され、ストレスホルモンの分泌が抑えられます。
これにより、心拍数が下がり、血圧も安定し、リラックスした状態が作り出されます。
②深呼吸をして感情から離れる高次元のアプローチ
深呼吸で三次元の肉体をリラックスさせたら、脳が引き起こしている感情から意識を離します。
自分の中に感情が湧いていることは分かるんだけど、それを上から眺めている感じです。
大切なのはここからです。
何を言われても、何が起きても、わたしが正直でさえいれば全ては上手くいくと信じるのです。
この「上手く行くと信じる」という感覚は「自分を信じる」ことに通じています。
なので「わたしが正直でさえいれば」ということが重要になります。
これは、自分自身と「大いなる源」を繋げるプロセスです。
深い呼吸は、感情から離れて冷静さを取り戻すだけではなく、高次元の「魂の自分」や「大いなる源」にアプローチできるんです。
まとめ:三次元の嫌なこと、高次元の解決法
嫌なことが起きたときの感情的な反応が問題を大きくすることはよくあります。
これは、三次元で起きることに三次元で対処しているから。
三次元で起きることに、高次元の対処をする最初のステップは深呼吸。
深呼吸で、感情から離れ冷静に対処できるだけでなく、高次元の自分にアクセスできます。
日常生活でのストレス管理や対人関係の改善に、ぜひ深呼吸を試してみてください^^。
↓ぐるぐる思考も呼吸でくけ出せます^^
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