わたしたちは日々の生活の中でネガティブな思考や過去の失敗を何度も繰り返し考えてしまうことがあります。特に霊的に成長したい時、スピリチュアルに生きようとする時、ぐるぐる思考が邪魔をしてきます!この記事では反芻思考の原因とその対処法をカラダの面から探っていきます^^。
ぐるぐる思考の原因は?反芻思考が止まらない人へ
「反芻思考」とは、同じ考えやイメージが頭の中で何度も繰り返される状態を指します。
スピリチュアルな生き方を目指す人にとっては、このぐるぐる思考は「左脳の思考」と言われて、右脳優位にするために止めたいと切望されるものです^^。
ぐるぐる思考の中でも、止まりにくいのが「ネガティブな反芻思考」。
例えば、誰かに言われた嫌な言葉や、自分が犯したミスが何度も頭に浮かび、その度に嫌な気持ちになることがありますね。
このようなネガティブな思考の繰り返しは、さらにストレスや不安を増大させ、心身の健康に悪影響を与えます。
このネガティブな思考にハマってしまう時、ついつい嫌な言葉を言ってきた相手や、外側で起きた物事のせいにしてしまいますよね。
「あいつが悪いんだ」とか
「あんなことが起きたから」などと^^。
でも、あなたのネガティブな反芻思考が止まらないのは、誰かや起きた物事のせいではありません。
でもでも、そんなネガティブな考え方をしてしまう、あなたせいでもないんです!
これは朗報ですね〜^^。
では、何が原因なのか?
それは、「脳が疲れている」こと。
反芻思考が止まらないのは、脳が疲れているからなんです。
慢性的なストレスや疲労が積み重なると、脳は嫌な記憶を再生し続けるんです。
これにより、反芻思考が悪循環を生み出し、ますます深刻な状態に陥ることがあります。
反芻思考を断ち切るためには、まず、わたしの脳が疲れているんだなぁと認識すること。
意識的にリラックスする時間を作り、脳を休ませることが必要なんです。
人は基本的にネガティブ!反芻思考をする自分を責めない
人間は基本的にネガティブな情報に強い関心を持ち、それを強く記憶する傾向があります。
これは進化の過程で培われた生存本能の一部であり、危険を察知して回避するために必要な能力。
ネガティブな出来事や感情は、生命の危機に直結することが多いため、脳はそれを優先的に処理し、記憶に残すようになっているんです。
例えば、危険な状況や不快な経験は、将来的に同じ危険を避けるために重要な教訓となります。
そのため、ポジティブな出来事よりもネガティブな出来事の方が脳に強く刻まれるのです。
だから、ついネガティブ思考をしてしまう自分を責めないでくださいね^^。
ネガティブは本能!
人間は、ネガティブに敏感でない生きられない!
「わたし、ネガティブなんです」というのは、正しい人間らしいあり方なんです^^。
とはいえ、このメカニズムは、生存のためには有利ですが、現代のストレスフルな社会では、過剰な反応を引き起こします。
わたしたちがネガティブであること自体は、人間らしい自然な反応。
でも、常にネガティブな思考にとらわれることは、生活の質を低下させる原因となります。
このことから、自分がネガティブであることを責める必要はなくとも、バランスを取るためにポジティブな側面にも目を向けることが大切になってきます。
反芻思考を解消する脳内物質セロトニン
反芻思考の原因は「脳の疲れ」。
ということは、反芻思考を止めるためには、脳の疲れを取れば良いんです。
無理をして「ポジティブ思考しなくちゃ」とか「自分の性格を変えよう」とする必要はありません^^。
これは、スピリチュアルでも大切だと言われる「自己肯定」にも繋がります。
今回は、自己肯定を妨げる「ぐるぐる思考」を、メンタル面からではなく身体面から改善しようという試みです^^。
では、まず、脳の疲れから反芻思考が起こる仕組みを見ていきましょう^^。
思考の切り替えを助ける脳内物質セロトニン
セロトニンという脳内物質は、思考の切り替えを助ける役割を果たしています。
セロトニンが不足すると反芻思考が起こりやすくなるんです。
【セロトニンの役割】
気分と感情の調整:
セロトニンは、脳内で気分を安定させる役割を果たします。
セロトニンのレベルが適切に保たれていると、気分が安定しやすく、ポジティブな感情を感じやすくなります。
逆に、セロトニンの不足はうつ病や不安障害のリスクを高め、ネガティブな思考が優勢になることがあります。
思考の柔軟性と切り替え:
セロトニンは前頭前皮質という脳の部分に影響を与えます。
セロトニンのレベルが低いと、前頭前皮質の機能が低下し、思考の切り替えが難しくなり、同じ思考や記憶が繰り返されやすくなります。
突然キレる人は、ここに問題があります。
ストレス反応の制御:
セロトニンは視床下部-下垂体-副腎系の活動を調整し、ストレスに対する過剰な反応を抑えることができます。
これにより、ストレスが原因で反芻思考が発生するリスクが低減されます。
反芻思考を止めるためにやること「反芻思考を解消する具体的なステップ」
反芻思考を解消する具体的な方法は?
気分、感情、睡眠、食欲など多くの心理的および生理的機能に関与しているセロトニン。
セロトニンは、脳内の様々な機能に影響を与え、気分や思考の調整を行うため、反芻思考を抑える上で重要な役割を果たしています。
このセロトニンのレベルを維持するためには、ちょとした生活習慣を心がけることが大切になります。
次に、セロトニンを使った、反芻思考を解消する具体的な生活習慣を見ていきましょう^^。
【睡眠】
現代の日本人が圧倒的に不足しているのが睡眠!
日本人は、睡眠時間が長いことがよくないという間違った知識に囚われています。
わたしも、子供の頃、日曜日なのに朝遅くまで寝ていると親に怒られたものです。
適切な睡眠を確保することはすごく重要。睡眠不足は脳の疲労を増幅させ、反芻思考を引き起こしやすくなります。
【朝の散歩】
朝の散歩には、セロトニンを高めるために二つの効果があります。
まずは、朝日を浴びる効果。
朝日を浴びることで、セロトニンの生成が促進され、脳がリフレッシュされます。
もうひとつは、リズム運動の効果。
ウォーキングによるリズム運動もセロトニンを増やすのに役立ちます。
特に、有酸素運動は効果的で、週に数回取り入れると良いでしょう。
【寝る前のスマホをやめる】
夜間のスマホやゲームの使用を控えましょう。
これらのデバイスは、脳を刺激し続け、リラックスする時間を奪います。
特に、寝る前の1時間はスマホやパソコンを使わないようにしましょう。
【バランスの取れた食事】
セロトニンの生成に必要なトリプトファンというアミノ酸を含む食品を摂取することが大切です。
トリプトファンは、卵、ナッツ、豆類、乳製品などに含まれています。
また、ビタミンB6もセロトニンの生成に必要な栄養素であり、バナナやほうれん草に含まれています。
【お酒を控える】
アルコールの摂取も脳の疲労を増加させるため、控えることが望ましいです。
わたし個人的には、断酒をおすすめしますがね^^。
↓わたしが断酒をオススメめする理由^^
結論:カラダはスピリチュアルと繋がっている!反芻思考を身体面から止める
今回は、精神論で止めようとされがちな「ぐるぐる思考」をカラダの機能で改善する方法を伝えしました^^。
反芻思考やネガティブな思考は、人間にとって自然な反応。
しかし、生活習慣を整え、セロトニンを高めることで、これらの反芻思考を減らし、よりポジティブな心の状態を保つことができるんです。
わたしたち自身の心と体を大切にし、健やかな日々を送りましょう^^。
↓セロトニン分泌に最強のリズム運動「呼吸法」についてはコチラ^^
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