外側に見える現実は実はわたしたちの内側のエネルギーによって創られます。そのコツは外側の世界に反応するのではなく、自分の魂の部分に基づいた意識を持つこと。本記事では、そのプロセスとコツの詳細のお話しです^^。
望まない現実のループにはまる?内側が外側の現実を創る過程!
前回、「魂の自分」で外側に反応すると望む現実を創り、
また、「三次元の思考・感情」で外側に反応すると望まない現実を創造するとお話ししました。
現実が創られる過程の一番最初に「外側の世界を見る」と説明しましたが、その外側も、そもそもは自分の内側のエネルギーや思考の反映です。
過去の自分の内側の影響を受けているものが現れていたということです^^。
ということは、「三次元の思考・感情」で外側に反応すると、それがまた望まない現実を創って、またそれに思考・感情で反応して…
というループになっているということ。ループから抜けられなくなっているんです。
一方の「魂の自分」は、望ましい現実が創造されるから望むループに入るのではなく、
悪い現実が現れても思考・感情で反応することがないので、悪いループに入ることがないんです。
「それなら、すぐに魂の自分に繋がりたい」って思いますよね。
でも、「魂の自分」に繋がる方法は、「これをこの期間やったら繋がります」といった確証は今のところないんです。
いろんな宗教や、昔からの哲学や、突然覚醒した人たちがその方法を教えてくれていますが、それらを実践したからといって必ず「魂の自分」に覚醒するというわけではなく、
逆に、「魂の自分」に繋がるための知識がなかったり、先人の方法を実践していなくても繋がったりします。
なので今回お伝えしようと思うのは、いつできるか予測できない「魂の自分」に繋がる方法ではありません^^。
ここでは『三次元的自分でもできる、魂の自分的外側世界への反応の仕方』を解説しようと思います^^。
思考が魂の自分をさえぎる?内側が外側に望まない現実を創る!
本当は、わたしたちはもれなく、生まれた時からずっと「魂の自分」に繋がっています。
「魂の自分」は物質世界の肉体の中では、右脳とカラダに繋がっているんです。
その繋がりを感じなくさせているのが「左脳」。
左脳の思考が「魂の自分」との繋がりを感じさせなくさせているんです。
感情が魂の自分をさえぎる?内側が外側に望まない現実を創る!
ところで、「三次元の思考・感情で外側に反応すると望まない現実を創る」と言いました。
こレは、左脳の思考が止まらなくなる要因に「感情」があるということです。
不安になったり恐怖を感じたり、怒ったり、または喜んだりすると、思考はどんどん大きくなるんです。
「三次元の自分である思考・感情」の「感情」とは、特定の出来事に対する喜怒哀楽の反応。
一方、五次元である「魂の自分」から来るものは「インスピレーション」です。
感情を感じた時は、それぞれの感情によってカラダに出る反応あります。
感情とカラダの反応がわかるようになると「今、わたしは感情的になっている」と自覚できるようになります^^。
外側の現実を創る「魂の自分」の声ってどんな感じ?
さてさて、「止めるべき思考」についてお話しする前に、「魂の自分」である本当の自分、本質の自分がどんな感じなのかお伝えしておきます。
「魂の自分」でいるときは、「自分がこの現実を創っている!」なんて思っていなくて、もっと高次の大いなる源が創っていると感じています。
でも、そこには絶対の信頼があるんです。
そして、感じていることを言葉にしてみるとこんな感じ。
「愛されてる」
「満たされてる」
「穏やかだなぁ、安心だなぁ」
「すべてうまくいってる」
「道が自然に開かれていくって知ってるもん」
「すべてが調和しているんだなぁ」
三次元の思考でガチガチの人からすると、かなり無理してがんばってポジティブ思考しているように見えますが、「魂の自分」でいるときは本気でこんな感じです^^。
「魂の自分」の時の発想がこんなにポジティブだと分かれば、自分を三次元に止めてしまう「思考」の声がどんな感じかは想像しやすいですね^^。
外側の現実を創る「思考」の声ってどんな感じ?
生き残るためには、変化することがよくないと考えている左脳。
「生きる」ということは「変化し続ける」というのが自然界の流れなのですが、左脳は、思考を使って「わたし」が変化することを全力で阻止してきます。
その思考の声はこんな感じ。
などなどなど…。自分の思考が起こしているこれらの声は、
親のわたしに対する理想とか、学校で習った同調圧力とか、住んでいる国で共有している常識が元になっています。
他人の価値観を採用してしまっているということです。
この思考がきたら、それは魂の自分、本当の自分じゃないよ、
この声を本当だと思ってしまったら、魂の自分とずれた現実のループに入っちゃいますよ、ってことです^^。
内側から外側の現実を創る 閉じ込める思考との向き合い方
思考は悪さをするだけじゃないので、
ここでお話ししている、魂の自分とズレた自分を作り出して不安や恐れを引き起こす思考を、「閉じ込める思考」と呼んでおきます^^。
「閉じ込める思考」は、わたしたちを三次元に閉じ込めちゃいますからね。
さて、この「閉じ込める思考」にどう向き合ったらいいのか。
まずは、心を縛るような何らかの感覚がきたら、それは「閉じ込める思考」だと気づかなければいけません。
それは、前章で紹介した自己否定の声だったり、感情が起こすカラダの反応で判断してください。
「閉じ込める思考」に気づいたらすることは、『スルー』!
きれいさっぱり右から左に受け流すんです。
この時間違えやすいのが、閉じ込める思考をポジティブ思考に変えようとすること。
閉じ込める思考は構わないでください。無視でいいです。
次に、閉じ込める思考をスルーしたら、魂の自分とずれた現実のループに入らない経験をした実話を紹介します^^。
実話:閉じ込める思考はスルーして内側から外側の現実を創った!
実は、この「閉じ込める思考はスルー」というのも、魂の自分でいる時には自然にできることなんです^^。
わたしの例をお話ししますね。
わたしは魂の自分に繋がって、海外をブラブラできるようになった経験があります。
その海外滞在2年目のこと。
このままだと、貯蓄しているお金はあと◯ヶ月しか持たないなぁ、と頭によぎるとすごい恐怖に襲われました。
遅刻しないようにカラダの声を無視して朝早く起きたり、理不尽に上下のある人間関係、働いても働いても支払いが多くなる生活に戻ることが、何よりも恐怖でした。
魂の自分に繋がる前のわたしなら、完全にこの恐怖の思考にハマって、それが本当だという理由をいくつも考え出していました。
でもこの時のわたしは、怖すぎるから考えないでおこう、考えないために散歩に行こうと自然にしていました。
当時住んでいたのは、中米の国グァテマラのアンティグアという古都。
街中にスペイン領だったころのコロニアル建築が残っていて、散歩するだけで気分や思考を変えられたのです。
それでも頭のどこかから「考えないようにしたって時間は過ぎていく、その間にもお金はなくなる」という声が聞こえます。
それを「そうだ」と思う自分もいるのですが、この時はとにかく無視しました。
こんなふうに、魂の自分でいる時には「閉じ込める思考はスルー」を自然にやってしまいます。
でも、この時は「閉じ込める思考はスルー」するといいんだ、なんて知識はこれっぽっちも持っていませんでした。
本当に自然にやっていたのです。
そしてその後は、この先のお金について恐怖心が出てくると、外に出て忘れることを繰り返していました。
そんなふうに過ごして一年後、お金の問題はどうなったかっていうと…
日本を出る前に少しだけ投資していたお金がすごく増えていたんです。
当面の間は何も心配しなくていいくらい増えたんです。
自分の内側に、魂の自分とのズレとなる「閉じ込める思考」を持たないようにすると、本当に魂の自分を映した現実が現れるんです。
しつこいですが、口を酸っぱくして言いたい^^。
重要なのは思考にとらわれず、受け流すこと!
思考を観察しようとしても、戦ってもいけません。
思考の声はただの音!ただの虫の声!風の音!
思考は不安や恐れを引き起こして、わたしたちの魂とは異なるストーリーを作り出しますからね。
余談ですが、ここまで読まれるとお気づきかと思いますが、「魂の自分」は潜在意識のことではありません。
よく「現実を変えるには潜在意識を変えて…」なんて聞きますが、潜在意識は思考の繰り返しによる習慣でできていて、これは三次元をいじくる方法です。
潜在意識にアプローチするのも一つの方法ですが、明確にするために一言…
「魂の自分」は、潜在意識よりもっと高次の自分のことです^^。
まとめ:内側から外側の現実を創るコツは覚醒に繋がる
内側の意識が外側の現実を創っています。
「魂の自分」を経験して言えるのは、望ましい現実を創り出すには外側の世界には反応しないのがコツということ^^。
覚醒したいなぁと思う人にとっても、思考を無視するというのは「魂の自分」に繋がる道になっていることは間違いありません。
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